ぞうさんペーパー

k2u2007-03-27


先週、上野動物園に行ったとき、自分にひとつだけおみやげを買いました。それがこの絵本。「ぞうさんペーパー」でできています。ぞうさんペーパーとは、なんと、ぞうのうんちが原料の紙のこと!こんなリサイクルペーパーがあるなんて知らなかった!おととしケニアに行ったとき、象牙をとるためのぞうの密猟が問題になっているということを知りました。象牙をいちばん買っているのは日本だそうです。おもにハンコなんかになっているそう。それを知ってから、象牙は買わないと心に決めました。密猟をするハンターも命懸けで、立派な牙を持つぞうを見つけると子ぞうの目の前でも殺し、ハンマーのようなもので顔面の骨などを砕いて、急いで象牙を持ち去るそうです…。その結果、子ぞうは孤児になってしまい、保護しなければ死んでしまいます。運がよければ、ぞうの孤児院というところに保護され、のちに野生に戻れるぞうも少しはいるそうです。ケニアには密猟しなければ生計をたてられない人がたくさんいるとききました。ぞうを殺して暮らすなんて、でも、そいしないと生きていかれないなんて、悲しいことだと思います。この絵本につかわれたぞうさんペーパーが
作られているスリランカのように、ぞうがいて、ぞうのうんちを人がぞうさんペーパーにして、売って…人とぞうが共存していけるしくみがどんどんひろがるといいなぁと思います。